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Z世代が会社選びで重視していること|条件が良くても「ダサい会社」には応募しない

Z世代が会社を選ぶとき、給与や休日、福利厚生だけを見ているわけではありません。 もちろん条件は大切です。 しかし、条件を見る前に、 「この会社で働いている自分を想像できるか」 「友人に勤務先を話したとき、恥ずかしくないか」 「会社の考え方や雰囲気が、自分の感覚と合っているか」 を直感的に判断しています。 私たちは、Z世代だけで構成された会社として働きながら、企業の採用やWEBマーケティングを支援しています。 その中で感じるのは、企業側が考えている以上に、Z世代は応募前から会社のことを細かく見ているということです。 求人票だけではありません。 会社のHP、採用サイト、Instagram、社員の写真、口コミ、Googleマップ、面接担当者の返信内容まで確認しています。 そして、少しでも大きな違和感があれば、応募する前に候補から外します。

Z世代が会社選びで重視していること|条件が良くても「ダサい会社」には応募しない

CATEGORY

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DATE

2026.07

OVERVIEW

概要

①HPや採用サイトがダサい会社には入りたいと思わない 企業側からすると、 「HPのデザインと仕事内容は関係ない」 と思うかもしれません。 しかし、応募者側からすると、会社のHPは職場を判断する数少ない材料の一つです。 例えば、採用サイトを開いたときに、 ・スマートフォンで見づらい ・デザインが何年も更新されていない ・画質の荒い写真が掲載されている ・文字ばかりで働くイメージが分からない ・フリー素材の笑顔の社員ばかり使われている 「・若手が活躍」「アットホーム」など抽象的な言葉しかない ・お知らせが数年前から止まっている このような状態だと、求人条件を見る前に不安を感じます。 「社内の環境も古そう」 「変化を嫌う会社かもしれない」 「若い人の感覚を理解していなさそう」 「採用に力を入れていないのではないか」 と想像してしまうからです。 HPがおしゃれであれば必ず応募されるわけではありません。 ただし、HPや採用サイトが明らかに古い場合、それだけで応募先の候補から外される可能性はあります。 Z世代にとって、WEB上で見える会社の姿も、その会社の一部です。 ②「古い会社」よりも「古い考え方の会社」を避けている Z世代が避けているのは、歴史の長い会社ではありません。 長く続いている会社に、安定性や信頼を感じる人も多くいます。 避けられやすいのは、昔からのやり方を変えようとしない会社です。 例えば、採用ページや面接で、 ・若いうちは質より量 ・残業して覚えるのが当たり前 ・上司の背中を見て学ぶ ・飲み会も仕事のうち ・最初は言われたことだけやればよい ・うちは家族のような会社 ・やる気があれば何とかなる といった空気を感じると、入社後の働き方に不安を持ちます。 Z世代は、楽をしたいから効率を求めているわけではありません。 意味の分からないルールや、目的の見えない長時間労働に納得しづらいということです。 「なぜ、この仕事をするのか」 「何を基準に評価されるのか」 「どのように仕事を覚えるのか」 が分かる会社の方が、安心して挑戦できます。 ③求人票より、Instagramや社員の投稿の方を信用する 求人票には、基本的に会社の良い部分が書かれています。 そのことを、応募者も理解しています。 そのため、求人票を読んだ後に、Instagramや採用サイト、社員インタビュー、口コミなどを確認します。 特に見ているのは、作り込まれた集合写真だけではありません。 ・実際にどのような人が働いているのか ・社員はどのような表情をしているのか ・若手社員は本当に在籍しているのか ・社内の服装や雰囲気はどうか ・上司と部下の距離感はどうか ・日常的にどのような仕事をしているのか ・投稿の文章に違和感がないか といった部分です。 毎回、全員が同じポーズで笑っている写真よりも、実際の仕事風景や社員本人の言葉が見える方が信頼できます。 また、採用SNSを運用していても、社長の考えや会社のイベントばかりを発信していると、応募者が知りたい情報とはズレてしまいます。 応募者が知りたいのは、 「自分が入社したら、誰と、どこで、どのように働くのか」 ということです。 ④連絡が遅い会社は、それだけで志望度が下がる 応募後の対応も、会社選びに大きく影響します。 ・応募してから何日も返信がない。 ・面接日時がなかなか決まらない。 ・担当者によって案内内容が違う。 ・質問しても曖昧な回答しか返ってこない。 このような対応があると、 「入社後も連絡が遅そう」 「社内の情報共有ができていなさそう」 「自分は大切にされていないのかもしれない」 と感じます。 反対に、返信が早く、案内が簡潔で、質問にも丁寧に答えてくれる企業は、それだけで安心感があります。 Z世代は、LINEやSNSなど、すぐに連絡が取れる環境で育ってきました。 必ずしも数分以内の返信を求めているわけではありません。 ただし、返信までに時間がかかる場合でも、 「確認して明日までにご連絡します」 と一言あるだけで印象は変わります。 採用担当者の対応は、応募者にとって会社全体の印象です。 ⑤「何をする会社か」より「自分が何をするか」を知りたい 採用サイトで、会社の歴史や事業内容を詳しく説明している企業は多くあります。 しかし、応募者が本当に知りたいのは、入社後の自分の仕事です。 ・入社初日は何をするのか ・1年目はどのような仕事を担当するのか ・誰から仕事を教わるのか ・どのくらいで一人で仕事をするのか ・1日のスケジュールはどうなっているのか ・仕事の難しい部分は何か ・どのような人が評価されるのか ・3年後にどのような仕事ができるのか こうした情報がないと、自分が働く姿を想像できません。 「幅広い業務を経験できます」 「成長できる環境です」 「若手にも裁量があります」 という言葉だけでは不十分です。 何を経験できるのか。 どの程度の裁量があるのか。 実際に若手社員が何を任されているのか。 具体的な事例まで見せる必要があります。 ⑤給与が高くても、情報が曖昧な会社は不安になる 給与は重要です。 しかし、給与額だけを大きく見せている求人には、逆に不安を感じることがあります。 例えば、 ・給与の内訳が分からない ・固定残業代について書かれていない ・昇給条件が不明 ・年収例の条件が分からない ・「頑張り次第で稼げる」としか書かれていない ・求人媒体によって条件が違う このような場合、 「実際はいくらもらえるのか」 「入社後に条件が変わるのではないか」 と疑ってしまいます。 Z世代にとって重要なのは、給与が高いことだけではありません。 情報がオープンで、入社後の生活を想像できることです。 都合の良い情報だけを見せる企業より、良い部分も大変な部分も正直に伝える企業の方が信頼できます。 ⑥社員の顔が見えない会社は応募しづらい 仕事内容が同じで、給与や休日も大きく変わらない場合、最終的な判断材料になるのは「人」です。 特に若手社員は、 「どのような上司と働くのか」 「同世代の社員はいるのか」 を気にしています。 採用サイトに社長のメッセージしか掲載されていない場合、実際の職場の雰囲気は分かりません。 若手社員、中堅社員、直属の上司になる可能性がある人など、複数の社員を見せる必要があります。 ただし、全員に同じ質問をして、同じような回答を掲載するだけでは、リアルさが伝わりません。 ・入社前に不安だったこと ・入社後に驚いたこと ・仕事で失敗した経験 ・会社に不満を感じる部分 ・上司に助けられた経験 ・仕事を辞めたいと思った瞬間 といった、少し答えづらい内容まで聞くことで、その会社らしさが見えてきます。 ⑦理念よりも、理念が行動に表れているかを見ている 企業理念やビジョンに共感して入社する人もいます。 しかし、立派な理念が書かれているだけでは信用されません。 例えば、 「社員を大切にする会社」 と書いているのに、口コミでは長時間労働について多く書かれている。 「若手が挑戦できる会社」 と発信しているのに、採用サイトには若手社員の事例がない。 「個性を尊重する会社」 と言いながら、面接では決まった回答だけを求められる。 このように、発信している内容と実際の行動が合っていない場合、強い違和感を持ちます。 Z世代は理念を見ていないのではなく、その理念が本当に実行されているかを見ています。 ⑧Z世代に選ばれる会社になるために必要なこと Z世代に選ばれるために、無理に会社を若く見せる必要はありません。 流行している言葉を使ったり、SNSで踊ったりする必要もありません。 重要なのは、自社の実態を、今の応募者に伝わる形で見せることです。 具体的には、 ・採用サイトをスマートフォンで見やすくする ・実際に働く社員の顔や言葉を掲載する ・給与や休日、残業時間を具体的に示す ・入社後の仕事内容を細かく伝える ・仕事の大変な部分も隠さない ・応募後の連絡を早く、分かりやすくする ・HP、SNS、求人票、面接で伝える内容をそろえる ・若手社員の意見を採用活動に取り入れる といった改善が必要です。 高額な福利厚生や、派手なオフィスが必須なわけではありません。 会社の情報が整理されていて、実際の働き方が分かり、自分を大切に扱ってくれそうだと感じられることが重要です。 ⑨まとめ Z世代が会社を選ぶ際に見ているのは、給与や休日だけではありません。 ・HPや採用サイトの見た目 ・情報の新しさ ・社員の雰囲気 ・SNSの発信内容 ・口コミとの違い ・応募後の返信速度 ・情報の分かりやすさ ・会社の発信と実態が一致しているか といった、企業側が見落としやすい部分まで確認しています。 HPが古いから、会社自体が悪いとは限りません。 返信が遅いから、働きにくい会社とも限りません。 しかし、応募者は入社前に会社のすべてを見ることができません。 限られた情報から会社を判断するしかないため、WEBサイトや採用対応で感じた小さな違和感が、そのまま会社全体の評価につながります。 企業が考える「うちの魅力」を一方的に伝えるのではなく、 「Z世代から見たとき、この会社はどう見えているのか」 という視点で採用活動を見直すことが、若手人材に選ばれる第一歩です。

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